呉 天(1719〜1797)
俳人。庄屋。土居(現土居町)を中心に活動した人。本名は加地武兵衛命盛。25歳のとき、願主となって奉納した『弍百歌仙表合』は、讃岐・阿波・大坂付近など伊予国以外の俳人が多く含まれ、呉大の交遊範囲の広さと、若くして才能を発揮していた。『一席一人百句放言』、『放言十百韻』などの作品を残しており、連句の中心作家として、土居連衆をよくもり立て、入野の関トらとともに点取俳諧の流行をもたらした。
 
 略歴          
享保4(1719)年 出生。
寛保3(1743)年 『弐百歌仙表合』を伊太祁神社に奉納
明和2(1765)年 富夫、伊予に来遊の際、呉天を訪ねる。
寛政9(1797)年 79歳で永眠。
 
〈関連図書〉
・愛媛県史編さん委員会『愛媛県史 文学』愛媛県 1984年
(句集『弍百歌仙表合』:土居神社蔵)