山中 錦鳥(1715〜1772)
女流俳人。宇摩郡入野村(現土居町)出身。
本名はかど。山中関トの妻、時風の母。錦鳥
は関卜に嫁いでから、訪れる俳人たちをよく
もてなし、女性らしい心遣いをみせている。
関トの死後、追悼の『随想句文集』(仮題)
2冊を残している。作風は繊細で才能がうか
がえる。また、妹みちとともに医王寺に
「妙照閣」を建立した。
略歴
正徳5(1715)年 宇摩郡入野村に生まれる。
明和元(1763)年 妙照閣を建立。
明和6(1769)年9月19日 夫、関卜没す。
明和9(1772)年7月 『随想句文集』執筆。
安永元(1772)年8月7日 58歳で永眠。
〈関連図書〉
・星加宗一『入野の俳人 関卜とその子時風』 1960年
・星加宗一『愛媛文化双書23 伊予の俳諧』 愛媛文化双書刊行会 1975年
・愛媛県史編さん委員会『愛媛県史 文学』 愛媛県 1984年
(句集『随想句文集』(仮題):土居町教育委員会蔵)
