暁雨館のページ)
九日入野の暁雨館を訪ふ(小林一茶寛政紀行七年旧暦正月九日)

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「梅かゝをはるはる尋ね入野かな」一茶役場入口句碑暁雨館跡 
一茶のたどった足跡  寛政七年紀行

暁雨館跡全景 上図の左(東)に玄関。手前(北)に勝手口(現土居町役場)
 
さて、島屋をでて、暁雨館を尋ねた松山への往路の一茶は、どちらから案内を乞うたのだろうか「霧晴てゐる野に曇るあるじかな」右東武二六庵一茶土居神社境内句碑

    上左図は玄関、上右図は山中邸の正面・下図は暁雨館長屋の土蔵庄屋
    山中貞侯  号 時風の館
洋館風の煉瓦作り門 角口に見えるのは日本橘  山中好夫氏邸(土居村) 

譲渡前の山中邸の庭

暁雨館入口
潜り門のある庭 背後の鉄筋建物は役場
二百余年の面影の遺る枯山水の庭 築山
 屋敷内に祀られた社と安政4年丁巳の年号のある幟立 願主山中與一衛門蕃芳奉献 山中家は文武両道に意をもちい剣道の道場に鉾石館と名つけた道場を開くなど郷土の発展に尽くされた。 新宮の馬立陣屋から移設されたという門移設当時は西門であったが、現在は農業改善センターの北側に移されている。
       「名に古し若葉の奥の一構へ 二六庵竹阿
          
愛媛の名庭園三十庭にもあげられる