11月3日 明間地区お祭り
板ヶ谷も祭りの幟が立つと賑わいがでます。
いつもは静かな地区も今日は活気がありました。
朝一番に四つ太鼓が地区を回ってくれ 昼からは神輿が
トラックに乗って来てくれました。
四つ太鼓は朝早かったので写真が撮れませんでした。
(前日飲み過ぎで朝起きれなかっただけです)
反省しております。
太鼓と板ヶ谷橋の写真
公会堂で発見しました。
地区の太鼓と昔の板ヶ谷橋の写真です。
今より215年前に作られた立派な太鼓です。
昭和59年に皮の張替えをしておりますその時に写真をとられたようです。
木造の板ヶ谷橋の写真懐かしいですよね〜
広報誌「ふくしの里」
宇和町社会福祉施設協会の広報誌に板ヶ谷の記事がありました。
游の里ぽかぽか昔話のタイトルで書かれております。
頃は明治時代・・・
野村ダムが出来るず〜とず〜っと前にこの游の里がある
板ヶ谷地区は、宇和島街道と呼ばれて野村方面から宇和島
へ向かう人たちが行きかう交通の要所だったようです。
宇和町で一番最初に電灯がついたのが板ヶ谷と聞きます。
昭和20年代まで板ヶ谷橋のたもとに、芸者さんが出入りする
ほどの旅館があったといいますからそれは結構にぎやかな
所だったようです。
地下資源にも恵まれ、当時マンガンの掘削で財をなした人達
も多かったそうです。その旅館の前の川原に、ほんの少し温泉が
湧いていました。
それが何年か経ち旅館やその温泉もダムの底になって
しまいましたが、平成元年あの有名な竹下登首相の
「ふるさと創生一億円」事業で宇和町に温泉掘削の話がでて
板ヶ谷に白羽の矢が立ち、今に至ってます。
現在は、游の里入り口に第一源泉があり地下600メートルから
温泉を汲み上げています。
そして平成11年に駐車場の下に第二源泉を掘り地価300メートル
より温泉を汲み上げております。
泉質は「低張性アルカリ性冷鉱泉」で一日40トンもの湯量があり
毎日温泉を抜き変え新しい温泉水を入れています。
但し 温泉の温度は23度(冷泉)しかありませんので毎日
2時間かけて40度まで沸かしてます。
肩こり 神経痛 関節痛に特に効能があるといわれおかげさまで
この10年間に百四十万人以上ものお客様が游の里温泉を
ごりよういただいてます。
小生は板ヶ谷橋のたもとに旅館があったのは知りませんでした。
夏は板ヶ谷橋の下の川で泳いでましたので冷泉が湧いていたのは
記憶してます。
板ヶ谷に帰ったときは游の里温泉につかりのんびり過ごしてください。
ふるさとに温泉があるのはいいですよね自慢のひとつです。
2007年 旬の物
葉わさび (アブラナ科)
気候が涼しく清流の流れるところにしか自生しない。
板ヶ谷に自生しているのは凄いことだと思う大切にしたいものです。
この時期の葉わさび辛味と風味は最高です。
わらび (ワラビ科)
アクが強く灰を使いアク抜きをして食べる。
手間はかかるが、卵とじにすると美味い。
ぜんまい (ゼンマイ科)
綿毛をかぶってうずまき状に曲がり奇妙な形をしている。
茹でて天日に干してよくもみチリチリ状態で保存する。
食べるときは水でもどして食べる。保存食である。
うど (ウコギ科)
うどの大木と言う表現どうりよく育つ植物
特有の香りがあり好き嫌いがある子供の頃は苦手な食べ物であった。
いたどり (タデ科)
板ヶ谷では 「いたんぽ」と呼んでいた。
子供の頃はよく食べたものです皮をはぎ塩をつけて食べた記憶があります。
ふき (キク科)
ふきは田んぼや畑いろんな所で栽培していますが形は小さいけど
板ヶ谷の山ふきが一番です。香りが違います
。
この時期、山菜取りは最高に良いですよ。
色々な山菜がとれます板ヶ谷は山菜の宝庫です。
もうすぐ、お茶つみも始まります。
家紋
家紋は、平安時代公家たちが、衣服や牛車などに紋様を記したのが
始まりと言われてます。
板ヶ谷でも、ご先祖たちが各家の家系を重んじて未来に続く事を思い
家紋を作成したのではないだろうか。
板ヶ谷にも色々な家紋があります。
ご自分の家の家紋ご存知でしょうか?
巴紋
巴紋は鞆絵から発しているようでいつの頃からか
巴の文字を当てるようになった。
板ヶ谷では、右三つ巴紋と左三つ巴紋があります。
橘紋
たちばなは現在の「カラタチ」の花である。
奈良時代には好んで庭に植えられていた木である。
名前のとおり橘一族の家紋です。
源氏車
車紋は牛車、御所車の車輪が元になっている。
鎌倉時代の初め頃より家紋として定着した。
抱き茗荷
茗荷紋は分類すると一個のものと二個のものとが
ある。二個のものは「対茗荷」と「抱き茗荷」がある。
板ヶ谷では抱き茗荷紋です。
桐紋
中国では聖なる木とされている。
桐紋は花の数で分類し中の花茎に五花、両脇の花茎
三花を「五三の桐」と言います。ほかに「五七の桐」もある。
折敷に三角文字
角紋は角餅と言って餅を意味する
図形となっている。
木瓜
木瓜紋は起源がよくわからないようです。
瓜と言う説と木がついた胡瓜だと言う説があります。
家紋のウラ話
家紋にも、表紋と裏紋があるそうです。
表紋は正紋で正式な家紋です。
裏紋は、私用などで身元を隠す時に使用した非公式
な家紋だったようです。
非公式な紋にもう一つ「女紋」と言うものがあります。
女性が嫁に行くとき、実家の紋を付けた品々を持参
するので女性の実家の紋を使用することになる。
現在でも、女性は表紋、裏紋二つの紋の使用を許され
ているようです。
2007年明間地区秋祭り
今年も明間地区のお祭りが盛大に行われました。
板ヶ谷にも朝一番に四つ太鼓がきてくれ
いつもは、静かな板ヶ谷も今日だけは、太鼓の音が響き
賑やかな一日でした。
過疎化が進み年寄りだけで、祭りの手伝いもできない
地区に毎年、お神輿と四つ太鼓で地区を回って頂く
祭り実行委員の方々に感謝いたします。